LCC(格安航空会社)は遅延が多くて乗り継ぎに焦ってしまった!とか旅行の予定が狂ってしまった!ということがよくあります。
LCCは初めて使う方は遅延に遭った場合いったいなぜ?
と理由と原因は?納得できるように説明して!とおもうのでないでしょうか
なぜLCC(格安航空会社)は遅延が多いのか?
その理由と原因についてご紹介します。
駐機時間の短縮のため遅延
飛行機で人を運んで始めて利益が生まれます。
地上に飛行機を待機している時間が短ければ短いほど経費を削減できます。
コストを出来るだけ下げたいLCCはこの時間を短くするため超過密スケジュールを組んでいますが天候やその他の原因の為に少しずつ遅延していまいます。
その遅延時間が加算されていき最終便になると大幅に遅延するということになりますので、その日の最終便は遅延のリスクが高いということになります。
天候のための遅延
天候による遅延は誰もが納得できる遅延の理由ですよね。
LCCに限らず全ての航空会社は雷や豪雪などにより安全を確保できない場合などには天候回復を待つための遅延を決定することがありますし、回復見込みがない場合は欠航にします。
機材繰りのために遅延
機材繰りとは 使用する飛行機の到着遅れです。
飛行機は一日に例えば 関空→上海→関空へと一機で往復します。
単純に出発と到着が遅れると、次の便の出発に遅延が発生しますが大手の航空会社は他の飛行機で対応できますが、LCCは到着便を待つ必要があるための遅延になるのです。
整備作業のため遅延
LCCの場合は整備士自体の慢性的不足、代替機がないなどの遅延があげられます。
大手の航空会社であれば優秀な整備士がいたり機材が早急に手配でき遅延を最小限に抑えることができますし、順次新品の飛行機を導入できます。
がLCCは中古の飛行機を利用していることが多いので整備に時間が掛かるのです。
このような整備作業の発生頻度による遅延があげられます。
空港混雑による遅延
各地の空港でも出発や到着のピーク時間帯があります。
飛行機に搭乗しても滑走路で待機したまま一時間そのままという順番待ちの状態に遭遇することがありますが、これが空港混雑の状態です。
この状態を軽減させる為にあえて搭乗時間を遅らせることがあるのです。
到着時に空港の近くで旋回することがあります。
これも空港混雑による到着遅延です。
空港混雑による遅延は上海が多いようです。
上海の空港は発着便がとても多いのですし、中国の航空会社で独占している状態です。
中国系の航空会社だけなら良いですが他国の航空会社も発着しますのでおのずと遅延が発生するのです。
搭乗ゲートの距離による遅延
LCCは空港使用料を抑えるために出発カウンターや搭乗ゲートが
不便(遠い場所に)あります。
物理的に距離による移動があり遅延リスクが高まるのです。
遅延率ランキングは?
国土交通省が発表している特定本邦航空運送事業者(※)に関する航空輸送サービス に係る情報公開(平成28年1~3月)のポイント によるランキングを調べてみました。
遅延率ランキング(平成28年1~3月)
- ジェトスター・ジャパン 27.14
- ピーチ 20.41
- バニラエアー 17.39
- スカイマーク 16.97
- エアードゥ 15.9
- 日本トランスオーシャン 15.64
- ソラシドエアー 12.21
- 春秋航空(日本) 11.43
- 全日本空輸 9.64
- 日本航空 8.66
- スターフライヤー 8.37
日本航空が遅延しにくい第2位、スターフライヤーが第1位です。
やはりLCCの何社が遅延率の高いトップになってきますね。
まとめ なぜ遅延が多いのかLCC!?理由と原因について徹底調査
遅延するとしても仕方がない!と納得して空港で待つことができますね。
LCCは経費を削減するために人件費や空港使用料を抑えるために仕方がないですよね。
その為に私たちは非常に安くチケットを入手出来ているのです。
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